リチウムイオン二次電池 電解液の溶媒及び添加剤の定性・定量評価(C0259)
電解液のサンプリングから定性・定量評価が可能
概要
リチウムイオン二次電池の電解液をGC/MSを用いることで、定性・定量を行うことが出来ます。
以下の例では、有機系溶媒としてエチレンカーボネート(EC)やエチルメチルカーボネート(EMC)、添加剤としてビニレンカーボネート(VC)を同定したものです。また溶媒の組成比及び添加剤の含有量を求めることも可能です。なお、添加剤としては、このほかにフルオロエチレンカーボネート(FEC)、エチレンサルファイト(ES)等の評価も可能です。
データ
電解液のガスクロマトグラム
ピーク1のマススペクトル
ピーク2のマススペクトル
ピーク3のマススペクトル
定量分析結果