レスベラトロールの血液中・尿中成分濃度分析(C0431)
機能性成分の吸収量算出ができます
概要
レスベラトロールは赤ワインやピーナッツの渋皮に含まれるポリフェノールの一種で、抗酸化作用や抗炎症作用があるとされています。
レスベラトロールは摂取後に胃で吸収され、速やかに代謝されることが知られています。代謝の過程でグルクロン酸抱合体や硫酸抱合体になりますが、それら代謝物をレスベラトロールに変換して定量することにより、レスベラトロールの吸収量を算出できます。
データ
測定結果
レスベラトロールのサプリメントを摂取した被験者から血液・尿を採取し、レスベラトロール*を測定しました。(*代謝物をレスベラトロールに変換した値です。)
分析の概要
レスベラトロールは代謝の過程で、主にグルクロン酸抱合体や硫酸抱合体になります。
代謝物(b・c)を酵素処理によりレスベラトロールへ変換し、経口投与後の吸収量を算出します。