プロフィール
氏名
入団年
性別
所属
出身学科
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Y.S.
2011年
男性
新規分析事業化チーム
総合文化研究科 広域科学専攻
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仕事について教えてください!
仕事内容
私達MSTはお客様の問題解決に繋がる分析サービスを提供する機関です。その商品はモノではなく、分析結果です。現在、MSTでは新しい分野・取り組みにも挑戦しています。私はその中で2つのテーマに関する事業化に携わっています。1つ目は、機械学習を用いた画像解析などを行うAI受託解析サービスです。これは、分析サービスに新たな価値を提供する取り組みとしてお客様の注目も集まっています。2つ目は、遺伝子検査サービスです。人々の豊かな暮らしをサポートするという使命のもと、新たなビジネスモデルの確立のため、日々奔走しています。2つのビジネスを立ち上げるプレイングマネージャーとして仕事に取り組むことは、確かに簡単なことではありません。しかし、MSTの未来のために挑戦するチームのリーダーを任されたことは自分の自信にもつながりました。今は忙しくも充実した日々を過ごしています。
仕事のエピソード
新規事業のチームリーダーへ任命されたことで、驚きと発見に満ちた日がスタートしました。私はAIや遺伝子に関する知識は一般教養レベルで、チームを運営もしたこともありませんでした。しかも新規事業の一番大変なことは、「全てが手探り」ということです。日々ゴールを定め、課題を明確にし、計画を立てて業務を遂行しながら軌道修正を行うためには、チーム全員で考えながら仕事を進めなければなりません。電車に例えるなら、行き先を決め、地面をならし、トンネルを掘るものの地盤の硬さに難工事、ようやく線路を敷ける、というような壮大なプロセスです。難しい課題を乗り越えるためにはメンバーとぶつかることもありました。しかしその一方で、自分の歩んだ跡が道になっている事に気が付くと、その苦労自体がやりがいだとも感じてきます。特に、自分が立ち上げに携わった事業において、お客様からご依頼をいただいた時は、感動もひとしおです。
ある1日の過ごし方
8:45 |
始業
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9:00 |
メールチェック、1日の予定確認、ToDoリスト作成
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10:00 |
企画書作成
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12:00 |
同期と昼食休憩
MST喫茶室でコーヒーを飲む
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14:00 |
新規事業チームの定例会議 |
16:00 |
展示会運営の会議
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17:30 |
休憩 |
18:00 |
会議資料作り、お客様対応
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21:00 |
業務終了 |
先輩のキャリアパス
2011年 |
入団後、新人研修を経て東京本部の技術営業グループに所属。
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2012年 |
新規分野の技術営業担当を兼任する。
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2015年 |
名古屋支所の技術営業グループに異動。(愛知県へ転勤) |
2017年 |
主任に昇格。
システム開発グループに異動。(東京都へ転勤)
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2018年 |
新規分析事業化チームのチームリーダーとなる。
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2019年 |
サブリーダーに昇格。
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仕事以外のことも教えてください!
先輩がMSTを志望した理由
学生時代、理系の仕事はモノを作る、あるいはモノを分析する、という2つに分けられると考えていました。ものづくりは半導体,金属,電池,医薬,化粧品,食品など多岐にわたりますが、自分が担当できるのはその一部でしかありません。一方、分析も対象物は多種多様ですが、「分析を必要としないジャンルはない!」と、幅広い分野に携わることのできる分析に対してロイヤリティ(loyalty)を感じました。好奇心旺盛、考えるのが好き、貪欲な私は、分析の方が向いているだろうと自己分析し、分析の専門機関で仕事をしようとMSTを志望しました。
大学時代の専攻
遷移金属錯体を研究していました。遷移金属錯体は光学的性質・磁気的性質・電気伝導性が相関を持ち、複合した特異な物性を示す多重機能性物質です。
物質の合成から分析(元素分析,SEM観察,磁性計測)と幅広く研究に取り組みました。
休日の過ごし方
ONとOFFの思考の切り替えを明確にしています。プライベートが充実していると脳もリフレッシュするのか、仕事の活力に繋がります。具体的には、テニスへ行ったり、家族と一緒にホットヨガで汗を流したり、料理をして休日を過ごします。
最後に!
皆さんへのメッセージ
大学で学んだ事/成果より、学ぶ『過程』が重要だと思います。社会に出て必要な事は考える力です。テーマに対して問題点を考え、解決方法を仮定し、実験計画を立てる能力が備わっている人間は、どんな業界に行っても成長できると思います。
また、今やっている研究やアルバイト、趣味などに全力で取り組んでください。全力で取り組んだ経験が無駄になることはありません。必ず自分の教養や魅力になります。
最後に、皆さんと一緒に働けること楽しみにしています。お待ちしております。