設立・沿革

MSTについて

1984年、科学技術庁(現:文部科学省)長官の諮問機関である航空・電子等技術審議会より、「新材料の創製に関する総合的な研究機関の推進」との答申が出されました。時期を同じくして、初代MST理事長となる山崎貞一氏らが発起人となり、材料の研究と解析・評価を行う公益法人の設立を政府に働きかけました。国内メーカーからの賛同も後押しとなり、官民双方の動きが一体となって政府の認可のもと設立されたのが材料科学技術振興財団(MST)です。
わたしたちMSTも2014年に設立30周年を迎えることができました。これからも日本の科学技術の発展に寄与していきます。

事業内容


名称 一般財団法人 材料科学技術振興財団
Foundation for Promotion of Material Science and Technology of Japan
目的 科学技術分野における材料に関する基礎的研究を行うとともに、材料の解析・評価を実施すること等により材料科学技術の振興を図り、もって我が国の経済社会の発展と国民生活の向上に寄与することを目的とする。
設立 昭和59年8月1日(1984年)
財産額 基本財産 約27億円
所在地 ・東京本部:東京都世田谷区喜多見1丁目18番6号
・支所:大阪、名古屋、仙台
 詳しい交通案内は、所在地をご覧ください。
事業年度 毎年4月1日 ~ 翌年3月31日
事業領域 1. 科学技術分野における材料に関する基礎的研究及び解析・評価。
2. 半導体、生理学生化学、バイオ関連分野及び各種先端的分野についての基礎的研究及び解析・評価
3. 1, 2号に掲げる国内外における関連分野の研究機関又は個人に対する表彰及び支援。
4. 1, 2号に掲げる研究成果等の出版または出版の支援。
5. 1, 2号に掲げる国内外における関連分野の調査。
6. 1, 2号に掲げる国内外における関連分野に関する研修の実施及び支援または研修所の運営。
7. その他目的を達成するために必要な事業。

沿革

1984年 8月 世田谷区上祖師谷に設立
1986年 4月 当時最新鋭のSIMSを導入
1993年 4月 世田谷区喜多見(現在地)に移転
・1号棟竣工、FIB-TEM技術で分析技術に新潮流を確立
・各種分析装置を充実させ、センター機能を強化
1999年 1月 2号棟竣工
2002年 3月 3号棟竣工
2007年 11月 3号棟増築竣工
2012年 4月 一般財団法人に移行(内閣府管轄)
2019年 1月 現理事長就任

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