プロフィール
氏名
入団年
性別
所属
出身学科
|
S.I.
2018年
男性
D-SIMS(二次イオン質量分析法)を用いた微量元素解析
農学研究科
|
仕事について教えてください!
仕事内容
私はD-SIMS(二次イオン質量分析法)を用いた微量元素分析を扱うグループに所属しています。私はその中でも①お客様対応、②サンプル分析、③装置管理の3つを主に担っています。
お客様対応は、お客様の抱えている問題やご要望を伺い、最適な分析手法をご提案する業務です。また、分析結果の解釈や、お客様への説明も分析者の重要な役目です。
サンプル分析は、お預かりしたサンプルを実際に測定・評価する業務です。サンプルの特性を踏まえ、お客様のご要望とご着目点に最もお応えできる条件を決定し、評価をすすめます。
装置管理は、分析装置のメンテナンスによって、装置コンディションを維持する業務です。装置メーカーに依頼することもありますが、基本的に自分たちでメンテナンスを行います。このため、装置の構成や原理への知識・技術力が養われる業務です。
このように、単に分析をするだけではなく、分析に関わる幅広い業務に私は従事しています。
仕事のエピソード
MSTの業務において最も面白く、かつ苦労するポイントは「新規性」です。
分析者として最新の開発分野や製造プロセスに貢献している実感は、大いにやりがいにつながります。お客様からのご依頼は、最先端の技術に関わるものが非常に多いです。最新の分析対象だからこそ、私たちは前例のない分析に取り組むことになります。また、既知の分析対象であってもお客様の着目や困りごとは案件ごとに異なるため、毎回同じことを繰り返せば良いというわけでもありません。加えて、私たちの分析する速度そのものが、お客様が抱えている問題解決への律速になってはいけない・・・なかなかプレッシャーがかかることもあるのです。このように、スピード感を持って未だ経験のない分析に果敢に挑むことが、分析者として最も苦労するポイントです。
しかし、苦労するポイントだからこそ、それを乗り越えた時の達成感を得られることができます。最新の開発分野や製造プロセスに貢献しているという実感は、大きなやりがいにつながっています。
ある1日の過ごし方
8:45 |
始業。朝礼に参加する。装置の立ち上げ作業を行う。
|
9:00 |
メンテナンス業者と作業内容を打ち合わせる。
|
9:10 |
メンテナンス開始。
|
11:00 |
イオン光学系・装置制御部のメンテナンスとクリーニングを実施する。
|
13:00 |
クリーニングした部品の脱ガス処理の合間に昼食休憩をとる。
|
14:00 |
昼のミーティング。装置状態とメンテナンス進捗を報告、共有する。
|
15:00 |
メンテナンス備品の使用量と在庫を確認する。
|
17:00 |
メンテナンス終了。
|
17:30 |
メンテナンス後の装置状態を確認し、装置の脱ガス処理を設定する。
|
18:30 |
リフレッシュのために休憩。食堂にて同期と夕食をとる。
|
20:00
|
メールチェックと測定データの整理後、退勤
|
先輩のキャリアパス
2018年 |
入団後、新人研修を経てD-SIMS(二次イオン質量分析法)を扱うグループに所属。
|
2018年 |
グループ内の装置担当となる。
|
2019年 |
公益事業のイベントにスタッフとして参加する。
|
仕事以外のことも教えてください!
先輩がMSTを志望した理由
私は大学にて主に医療分野の基礎研究を行っていました。しかし、研究生活の中でより応用的、ひいては産業・工業領域の分野に関心を抱くようになりました。分析・解析を通じて、直接的に産業や工業領域に関わりたいという思いから、MSTを志望しました。
大学時代の専攻
私は認知症に関する基礎研究として認知症の原因物質に着目し、その生成プロセスを調べていました。自分の興味と自らの学びのために、現在も学会に参加しています。
休日の過ごし方
野鳥の会に所属していた経験を生かし、自然保護区にて鳥類調査ボランティアに従事したり、MST内の釣りサークルの運営をしたりしています。活動のない日は実家に帰省して、庭仕事や飼い犬と遊んでいることが多いです。
最後に!
皆さんへのメッセージ
これから就職活動を行うに中で、皆様には辛いことや悲しいことに直面する機会がきっとあるはずです。人間が辛さ・悲しさを乗り越える過程としては、「拒絶」「怒り」「取引」「受容」の4段階があると言われています。辛さに直面している当事者が、自分のことを客観的に評価・分析することは難しいかもしれません。しかし、時には一歩引いて自分がどの段階にいるのか、見つめ直しては如何でしょうか。辛さを乗り切り、「受容」に至るまでの段階が見えると幾分か気持ちが楽になるかもしれません。
また、良きご縁がございましたら、MSTにてお会いできることを楽しみにしております。