SAXSによる乳化剤の液晶構造・ミセルサイズ評価(C0300)
ナノオーダーの構造解析・ナノ粒子サイズの評価が可能
概要
乳化技術は化粧品開発において基盤技術であり、化粧品全般にわたって利用されています。
乳化剤の構造の変化は、製品中の水分と油分のバランスや内包薬効成分の浸透性、洗浄力および使用感の変化を伴い、製品の性能と密接な関係にあるため、その解析は非常に重要です。
データ
小角X 線散乱(SAXS)では、液体やゲルや粉末など試料の形態を維持したままで、乳化剤の液晶構造の種類や、液晶構造中の周期長、また、ミセルのサイズやミセル間距離など詳細な構造を明らかにすることができます。
MST技術資料No. | C0300 |
掲載日 | 2020/05/06 |
測定法・加工法 | [SAXS]X線小角散乱法
|
製品分野 | 化粧品
|
分析目的 | 組成評価・同定 構造評価
|