液体中の陰イオン濃度分析(B0193)
IC:イオンクロマトグラフィー
概要:イオンクロマトグラフィー
イオンクロマトグラフ法は液体試料中のイオン成分を検出する手法です。
また、固体(部材)表目に付着しているこれらの成分は、純水に浸して抽出することで測定します。
MSTでは液体試料に含まれるイオンや有機酸の定性・定量分析、部材表面から溶出するイオン量評価、部材の腐食原因調査が可能です。
ICは送液部、分離部、検出部、記録(制御)部から構成されています。送液部から送られる溶離液とともに導入されたサンプル溶液が分離部(カラム)で各成分に分離されて順番に溶出します。成分が検出部に到達すると記録(制御)部でクロマトグラムとして記録されます。
データ例
分析対象陰イオン
F-, Cl-, NO2-, Br-, NO3-, SO42-, PO43-, I -
塩素酸、臭素酸、その他有機酸など
MST技術資料No. | B0193 |
掲載日 | 2014/03/13 |
測定法・加工法 | [IC]イオンクロマトグラフ法
|
製品分野 | 製造装置・部品 医薬品 化粧品 日用品 食品 環境
|
分析目的 | 微量濃度評価 故障解析・不良解析
|