X線CTによる発泡ゴムの引っ張り試験評価(C0567)
サンプル内部の形状変化をin situで測定・解析
概要
試料に応力(引っ張りもしくは圧縮)をかけた状態でX線CTによる内部構造分析を行うことが可能です。
本資料では、発泡ゴムを例として、通常状態と伸ばした状態においてin situ X線CT測定を実施し、取得したCT像から気泡の体積変化を解析しました。
in situ X線CT測定と画像解析技術を組み合わせることで、従来では評価が困難であった実使用条件下での評価や応力による製品への影響の評価が可能です。
データ
図1 引っ張り試験における発泡ゴムの気泡体積解析結果の3D像
最大5kNの荷重印加が可能
図2 引っ張り試験機
図3 引っ張り試験用サンプルの寸法
※厚みは2mm以内
※加工からのご依頼も可能
ポイント
- in situでサンプル内部の形状変化を評価
- 画像解析によって内部構造変化を定量的に評価
3D像の動画をご覧いただけます
MST技術資料No. | C0567 |
掲載日 | 2020/05/06 |
測定法・加工法 | X線CT法
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製品分野 | 製造装置・部品 化粧品 日用品
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分析目的 | 形状評価 構造評価 劣化調査・信頼性評価 製品調査
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