in situX線CTを用いた引張試験によるABS樹脂の構造変化観察(C0657)
サンプルに負荷を加えた状態での三次元構造観察が可能
概要
in situX線CT測定では、試料に負荷(引っ張りもしくは圧縮)をかけた状態で構造観察を行うことが可能です。本資料では、ガラスフィラーを含むABS樹脂の試料片に引張りの負荷を加えた状態でX線CT測定を実施しました。そして、試料にかかる引張応力を計算し、各応力条件ごとの樹脂及びガラスフィラーの三次元構造変化をモニターしました。
in situX線CT測定と画像解析技術を組み合わせることで、従来では評価が困難であった実使用条件下での評価や、応力による製品への影響の評価が可能です。
データ



MST技術資料No. | C0657 |
掲載日 | 2021/09/02 |
測定法・加工法 | X線CT法
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製品分野 | 製造装置・部品 日用品 その他
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分析目的 | 形状評価 構造評価 応力・歪み評価 故障解析・不良解析 劣化調査・信頼性評価 製品調査
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