不織布マスクの構造解析(C0596)
X線CTによるマスク使用前後での構造を比較
概要
ウイルスによる感染症予防のためマスク使用の頻度があがっていますが、その使用方法や耐性についての根拠となる構造的なデータは乏しい状況です。本資料では使用前後の不織布マスクをX線CTで分析した結果を紹介します。分析の結果、使用後のマスクでは、マスク全体の厚さが厚くなっており、また不織布内部各層の層内において繊維に疎な部分が生じていることがわかりました。使用後のマスクでは、粉じんなどが浸入しやすくなったり、粉じんの繊維による捕捉が悪くなることが予想されます。
データ
MST技術資料No. | C0596 |
掲載日 | 2020/06/18 |
測定法・加工法 | X線CT法
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製品分野 | 日用品 ウイルス対策関連品
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分析目的 | 構造評価 劣化調査・信頼性評価 製品調査
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