遊離アミノ酸17成分の一斉分析(C0341)
OPAポストカラム法により高感度かつ選択的なアミノ酸分析が可能
概要
OPAポストカラム法は、アミノ酸をカラムで分離後に蛍光試薬OPAと反応させ、蛍光を検出する方法です(図1,2)。この方法ではニンヒドリン法に比べて高感度の分析が可能です。蛍光試薬OPAは一級アミンと選択的に反応するため、夾雑成分の影響を受けにくく選択性の高い分析が可能です。プロリンは二級アミノ酸ですが、反応液に次亜塩素酸ナトリウムを加えることで、一級アミンに変換して測定が可能です。
本資料ではプロリンを含めたアミノ酸17成分を一斉に測定した事例を紹介します(図3)。
データ