お茶に含まれる機能性成分の定量分析(C0318)

茶カテキンとカフェインの濃度評価および製品比較

概要

MSTではLC/MS/MSを用いて茶カテキンの定性・定量分析が可能です。本資料では、お茶を入れる温度・時間によるEGCGの濃度変化を観察しました(図1)。温度が高いほどEGCGの抽出効率が高く、抽出5分後までの抽出量が大きいことが分かりました。また、市販のお茶6製品に含まれる茶カテキン量を比較し、紅茶や烏龍茶よりも緑茶に多く含まれていることを確認しました(図2)。べにふうき緑茶には、花粉症などに対する高い抗アレルギー作用を持つメチル化カテキン(ECCG3"Me)が多く含まれています。

データ

MST技術資料No.C0318
掲載日2013/08/08
測定法・加工法[LC/MS]液体クロマトグラフィー質量分析法
製品分野食品
分析目的組成評価・同定
製品調査

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