高分子材料の結晶化度評価(C0245)
昇温しながらin-situで結晶化度の評価が可能
概要
プラスチックは高分子鎖が規則正しく配列した結晶性部分と、高分子鎖がランダムに存在する非晶性部分が混在しています。結晶性プラスチックの機械強度・密度・熱的性質などは結晶化度に大きく影響を受けるため、結晶化度を知ることは重要になります。
今回、結晶性プラスチックであるポリプロピレン製フィルムについて、昇温しながらXRD測定を行うことで、結晶化度の変化を調査しました。
データ
結晶化度
模式図
見え方
XRD測定結果
MST技術資料No. | C0245 |
掲載日 | 2012/07/05 |
測定法・加工法 | [XRD]X線回折法
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製品分野 | 日用品
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分析目的 | 構造評価 熱物性評価 劣化調査・信頼性評価
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