三次元培養ヒト皮膚表面の微細形状観察(C0496)
AFMにより、皮膚表面におけるナノスケールの凹凸を可視化
概要
医薬品・化粧品の有効性・安全性試験において、近年動物実験代替法の開発が進められており、中でも三次元培養皮膚による試験方法が注目されています。本事例では、化粧品(ローション剤)の経皮吸収試験を実施した三次元培養ヒト皮膚を、AFM(原子間力顕微鏡法)で測定しました。皮膚表面の微小形状を視覚的に評価でき、また、任意の箇所の粗さを数値データで評価することも可能です。大気条件下で測定することにより、真空条件下での試料変質を抑えた観察が可能です。
データ
測定方法
分析結果
AFM像
鳥瞰図
皮膚表面、点線箇所のプロファイルデータ
MST技術資料No. | C0496 |
掲載日 | 2017/11/23 |
測定法・加工法 | [AFM]原子間力顕微鏡法
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製品分野 | バイオテクノロジ 医薬品 化粧品
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分析目的 | 形状評価
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