ラマンマッピングによる有機膜の組成分布評価(C0632)
有機成分の面内分布を可視化可能です
概要
材料を混合することで機械特性・熱耐性・耐久性などの特性が変化します。材料開発をする上で、材料特性と混合条件を紐づけることは重要であり、分散具合を指標とすることは有効です。
本資料では、PS(ポリスチレン)/PCL(ポリカプロラクトン)の分布をラマンを用いてマッピングした評価事例をご紹介いたします。材料毎の特徴的なラマンピークを比較することで、混合物の分離が可能です。
PS 特有の3050cm-1 付近のスペクトル解析にて PCL との成分分離を行いました。
データ
Point!
有機成分の面内分布を可視化することが可能です(無機成分も可)。
MST技術資料No. | C0632 |
掲載日 | 2021/01/28 |
測定法・加工法 | [Raman]ラマン分光法
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製品分野 | 電子部品 製造装置・部品 日用品
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分析目的 | 組成分布評価 構造評価
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